●156　淋し我庵　さびしわがいおり　〇おぐさはかれてしもしろく

　表題：淋し我庵
　読み：さびしわがいおり

　収録：(A)球溪歌集「四季」 犬童信蔵著 音樂教育書出版協會 1936(S.11).11 ◎[A3-1],Copy=[Ka1]

　記譜：単声→男声二部合唱(T,Bs)（伴奏付き）　ハ長調　4/4

　インチピット：ドレミドソミ｜ファソラ｜ソドミレ

　曲：不詳
　原曲：Weeping Sad lonley
　詞：犬童球渓　※1916(T.5)作詞

　※「淋しき我が宿」(157)と同曲、別歌詞

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［詞］　※「四季」より

１．小草（をぐさ）は枯れて霜白く　人足（ひとあし）絶えて夜さむし
　　訪（と）ふものは時雨か凩（こがらし）か　語る友樵夫（きこり）かかり人（びと）か
　　淋し淋し我庵（わがいほ）さびし　誠實（まこと）の友なくば此世は暗路（やみぢ）

２．落葉に小徑（みち）も埋（うづも）れて　人里遠くへだたりぬ
　　訪（と）ふものは小鳥か月影か　語る友鴉かふくろうか
　　淋し淋し我庵さびし　誠實（まこと）の友なくば此世は暗路

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